コンセプトConcept

住まい手が生活することで、初めて家になります。
終の棲家をつくる、子育て世代にもシニア世代にも穏やかな暮らし。
いつまでも家族の笑顔を感じる空間を ……… 。

 建築を生業として20年以上が経ちますが、日本社会は経済的にも建築の世界も大きな成長を遂げ、技術力は世界の最先端となっていると思います。同様に日本人の寿命も世界一まで延び平和で豊かな社会になりました。
それと同時に今や生産人口が減少し超高齢化社会へと変貌したのも事実です。

家づくりにおいても変化する時だと思っています。働く世代がローンを組んで家を建てる時代、さらに退職後の60代でも家を建てる時代、これからの日本の家はシニアが建てることにも意義がある、そんな風に考えています。

アベノミクス効果と言われる現在の経済は上向き傾向ですが、安泰が保証されるものではありません。日本人の平均寿命は世界一、今や80歳以上のシニアが健康に暮らしていることは普通の事となっている時代となりました。30代前半で家を持った人は50年程も同じ家で暮らすことになるのです。

日本の建築、住宅の寿命は西洋のものと比べて恐ろしく短いのも事実です。主な構造が木材であることが所以です。木の家というのはメンテナンス補修が必要です。風雨にさらされる屋根や壁は定期的に手を入れていかなければなりません。外国の石造りの建造物と違い、日本建築は数年~10年程度で補修して寿命を延ばしていくものだからですが、文化財指定の建築物でない限り補助金はなく個人の裁量で維持することになります。

子育てを終えた50代~60代になって終の棲家を持つこと(新築・改修)も新たな今の生き方だと思うのです。
これからの日本の世の中は、シニアも輝ける未来をつくることが必要だと思います。
今後もさらに進む技術力にさらなる建築の飛躍をもって、成熟した大人の棲家を提案したいと考えます。
私にとって「建築は限りなく自由なもの」だからです。

現在、わたし自身の生活は便利な電化製品にかこまれ日本経済的は豊かになったかもしれませんが、地球環境はどんどん悪くなり、様々な社会的な問題や国際的にも困難な問題が山積みとなっているのが現実です。わたしたちは、こんな社会を誰一人として予想していなかったと思います、人間はいったいどこからズレてきてしまったのだろうか・・・。

今の現実をすぐさま良くすることは難しいことですが、ひとりひとりの意識を少しづつ変えていくことで将来を変えることは不可能ではないと思っています。

 建築に携わるひとりの建築家として、建築が未来の希望を創り出す、ひとつの力となるとわたしは信じています。インターネットやSNSなどでグローバルにつながることが可能なった今、もっともっと希望をふくらませていけるはずです。
地球と共存しつつ、夢のある家づくりのサポートをすること。
私はひとりの建築家として、建築で未来のしあわせをつくりあげていきたいと思っています。

あなたの家づくりのテーマは … コンセプトを考えよう!

暮らしのテーマ / Theme

ベスパ写真

住まい手のテーマを見つける。テーマのない建築はありえないと思っています。テーマが確定した時、クライアントは充実して輝いてくるものです。どんな些細な疑問でも希望でも話し会うこと、専門家の意見を押付けるのでなく、まずは互いにさまざまな話題をもって互いが理解をしあう事。その話合いの中から“テーマ”が見つかります。テーマが確定された時のクライアントは充実した表情をされます。クライアントを今以上に輝かせること、建築家の仕事の第一歩だと考えています。


多用途な空間 / Flexible

室内写真

消しゴム付鉛筆・ボールペン付ライター・ラジオ付ライト、合理的です。限られた面積の中で多くの要望を詰め込む、あるいはシンプルに仕上げるためには多機能でなければならないと考えています。たとえば、廊下という存在・・廊下とは通路として機能します。けれど歩く事だけに限られた面積を使うのは、とても贅沢なことです。多機能にすれば便利で楽しいフレキシブルな空間へと変わります。永く暮らす家だからこそ、シンプルであることが重要です。幼かった子どももいずれは巣立って行くように、家はその時間、その時代に相応しい暮らしができるように作ることがとても大切なのです。


風土・環境を知る / Environment

自然イメージ写真

自然界においては土地に応じた生態系・形があります。それは風土によって生まれたもので、昔の人は風土に逆らわず生きてきました、快適に過ごせる知恵は肌で感じ年月をかけて形成された技と言えます。個々に違う敷地に、同じ形式の建物を建てていいのでしょうか。「南斜面・日当り良好」が良い土地という思込みは不動産価値での判断基準です。区画開発された分譲地であっても其々の特性を理解せずに、画一的なプランで家を造るのは危険だと思っています。環境に適応して変えること、周囲との調和をはかるプランニングが必要です。

わたしは建築家としての視点から住まい手に合うアドバイスをしています。


感じる / Feeling

住まい 床 イメージ写真

肌に馴染む素材で・・・。
感触はとても重要なポイントです。居心地のいい空間とは、大部分が体感から得られるものです。肌に直接触れる場所はいろいろありあすが、特に床は必ず素肌で触れることが多い場所です。床の材質選びには機能性と併せて質感も十分に考慮しましょう。ドアノブ・てすりなども毎日触れるところです、住まい手が気持ちよく感じられる良質のものを使用したいものです。